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生活保護を受けられる条件

生活保護の受給は、条件がいくつかあります。

 

 

受給条件を満たしていないと何度も窓口に行かないといけないため、しっかり事前に把握しておきたいところです。

 

１．最低生活費より低い基準で生活している
２．親兄弟や親戚に頼れない人
３．資産があれば売らないといけない？
４．生活保護費で借金返済は違法？
５．お仕事されていますか？

 

大きく分けるとこの5つ。

 

申請を一発でクリアするためにやっておくべきことや条件を、わかりやすく解説しています。

 

１．最低生活費を下回ること

最低生活費とは、国が決めた最低限度の生活費のことで、まずはこの基準以下の収入で生活をしていると判断されなければなりません。

 

 

もちろんこれは地方自治体によって異なり、地域の物価によっても変動しますが、今の生活が大変なのであれば大抵クリアできますから、あまり深く悩む必要はないでしょう。

 

２．頼れる親兄弟や親戚がいないこと

親や子、兄弟や親戚などに頼れるようであれば、生活の面倒を見てもらって下さい。

 

 

ですが喧嘩別れなどで絶縁状態であったり、共に生活が大変な場合は「頼れない」として判断されるため、自主申告で問題ありません。

 

３．お金になる資産がないこと

 

ここでの資産とは、大まかに分けて

• 持ち家などの不動産
• 移動手段に使う自動車やバイク
• 預貯金や生命保険、株などの有価証券
• その他身の回りの高級品

などが対象になります。お持ちの方は順に見ていきましょう。

 

家（マンション）の価値を確認しよう

持ち家（持ちマンションも含む）は、一般的に資産とみなされるため、資産価値があるようなら売却し、生活費に充て、それでも足りない場合にのみ生活保護が受けられる対象となるのです。

 

→持ち家（マンション）ではない方はこちらから次の項目へ

 

ですがこれはあくまで「資産価値がある場合」のみ。売却しても大きな金額にならないと役所が判断した場合は、売却せずにそのまま住み続けることができます。

 

 

役所としては、申請者に自宅を売却させて家賃分を多く支給するよりも、そのまま住んでもらうことで支給額を抑えられるという思いがあるのでしょう。

 

そして金額的にいくらであれば… という具体的な金額はありません。現在のあなたの状況と、お住まいの市区町村によって異なるためです。

 

ですからまず、お家の価値を確認して、相談するようにすればいいでしょう。

※役所は不動産屋ではないため値段が出せない

 

流れとしては、

 

 

便利なネット査定を活用しよう

そんなとき便利なのが、こちらのネットでの住宅査定サービス。こちらに入力すると、かんたんに概算相場がわかるようになっていて、

 

引用：https://lp02.ieul.jp/

 

こうしたアンケート形式で入力が進むようになっています。

 

もちろん、思った以上に高値が付けば、実際に売ってしまうのも良いでしょう。その上で生活保護の家賃扶助を受けて引っ越すという選択肢も生まれます（家賃分や引っ越し代まで支給されます）。

 

 

 

こうして事前にわかると便利ですし、概略がつかめてきますよね？

 

1分もあれば入力できますので、まずは役所へ出向く前に、確認してみませんか。

 

 

便利な「机上査定」の機能

こちらのサービスには訪問査定と机上査定の2つの査定方式が選べるようになっています。

 

 

もちろん、訪問査定を選ぶと、実際の売却価格に近い査定額を算出できますが、

 

まずはだいたいの価格が知りたい

 

というようであれば、

 

 

こうして訪問査定の希望が出てきた時に、どちらにするかを選択してもらえればOKです。

 

ローンの残債と比較してみよう

住宅ローンがある場合は、いい機会なので差額を計算してみるのもいいですね。

 

 

いずれにしても生活保護費で借金返済は認められていませんから（以下こちらを参照）、住宅は売らないといけないのか、残債をどうすればいいのかを相談するためにも、ここは事前に把握しておくことが大切です。

 

財産	資産価値	住宅ローン残
不動産	1800万円	1200万円

 

以上のような結果が出たとしましょう。そうすると約600万円ほどが浮くことになりますが、こうなるとやはり売却の流れで言われる場合も考えられます。ですが逆に住宅ローンのほうが多く、資産価値のほうが低い場合はまた改めて自治体の判断となるため、

 

１．残債と価値を書き出す
２．その上で相談に行く

 

という流れにするといいでしょう。

 

 

 

自動車やバイクがないこと

 

事故を起こした時に「賠償できない」ことなどを理由に、所有することだけでなく、レンタカーなどで車を借りて「運転すること」なども認められていません。

 

→車をお持ちではない方はこちらから次の項目へ

 

ですが以下の2つの事情が組み合わされる場合であれば、所有は例外として認められている場合もあるようです。

※もちろん最後は役所の判断です。

 

生活保護を受けるのに、高級車に乗っていては本末転倒なお話ですよね。

 

 

ですので車の価値がある場合は、必ず売却するように言われてしまいます。

 

でも、役所でいくら「この車は安いんです！」と主張しても、彼らは自動車の専門家ではありません。こちらできちんと価値を調べて、申請時に必ず伝えるようにしましょう。

 

ネットの査定を活用しよう

そんなときに便利なのがこちらのサービス。

 

わざわざ時間を作って買取店に出向くより、こちらに入力すると、

 

引用：ズバット車買取

 

こんな感じで概算価格がわかるようになっています。

 

 

もちろん、思ったよりも高値で売れるようであれば、売却して生活を立て直すこともできますし、価値が低いようであれば売らずにそのまま所有できるかも知れません。

 

いずれにせよ、日本で使われていた中古車は、東南アジアを中心に輸出されていくため、思った以上の値段になってしまうことも。

 

 

とにかくまずは、価値を確認してみませんか。

 

 

ローンの残債と比較してみよう

ローンがあるようであれば、残債と比較してみるのもいいでしょう。

 

 

いずれにしても生活保護費で借金返済は認められていませんから（以下こちらを参照）、車は売らないといけないのか、また残債があるならどれくらいあるのかを把握し、窓口で相談することが大切です。

 

財産	車の価値	車のローン残
自家用車	100万円	80万円

 

このように残債を価値が上回るのか、それとも逆になってしまうのか。その場合はどうすればよいのか教えてもらうためにも、事前に価値と残債を確認しておきましょう。

 

 

このように資産があることを隠して申請しても、相手は国の機関ですから一発でバレるので注意。その時はうまく隠せたとしても、あとで必ずといっていいほどバレているようです。

 

そうなると全額返還はもちろん、詐欺として刑事告訴される場合もあるため、誠実に申請するようにしましょう。

 

 

繰り返しますが、まずは価値がないこと。これが大前提でのお話。

 

その上で、配達などのお仕事でどうしても必要であったり、同居家族の介護などで車がいる場合や、住んでいる地域があまりに辺境地で交通機関がない場合などに限り、所有が認められています。

 

車が持てるのは、かなり限られた条件になるようですね。

 

その他 身の回りの資産について

資産では最後のお話です。

 

価値のある腕時計や指輪、ブランド品や骨董品など、こうした物も売却対象となります。他には株券や、高額な生命保険なども解約対象となるので覚えておきましょう。

 

４．生活保護費で借金は返せないの？

借金を抱えておられるからこそ、生活保護制度に頼ろうとされている方は多いハズ。

 

 

ですが生活保護費の中から借金を返すと、

 

生活保護法に違反し、罰則対象となる

 

ので注意が必要です。

 

※最大1.4倍にして返還する義務を負います※

 

受けられるけど返せない不思議な制度

生活保護は、借金があっても受けられないわけではありません。申請もできますし、受理もしてもらえます。

 

ですが生活保護費を借金返済に充てると、国が個人の借金を返していることになるため、生活保護費で返済をしてはいけないとされているのです。

→厚生労働省HPの問17答欄参照

 

 

借金で大変だから、生活保護を受けようとした。

 

…なのにその生活保護費で借金を返してはいけないと言われると、どうすればいいのかわからないですよね。

 

借金がなくなれば生活できますか？

生活保護費から借金の返済はできない。

 

今、何もしていない状態で役所に行くと「借金の整理をして下さい」と必ず言われてしまいます。

 

ならば先に、

 

あなたの借金がどれだけ減るかの診断

 

をしてみてはいかがでしょうか？

 

こちらから入力してみて、

 

引用：ライズ綜合法律事務所

 

 

こうした表示になれば、今の八方ふさがりの状態が少しでも変わるかも知れません。

 

悩んでいても、いたずらに毎日が過ぎていくだけです。

 

まずは匿名でできる無料診断で、減額できるかどうかを調べてみませんか？

 

 

この表示が出れば借金がなくなる!?

 

こちらの表示、出てきましたか？

 

これは、多くの借金を長期間にわたって返し続けている人に出やすくなっていて、うまくいけばそのまま借金がなくなったり、返す額が減ったりするのです。

 

もちろん、短い期間の人でも状況によっては出る場合がある。しかも国の制度を使って合法的にやってもらうので、もう督促に怯えることもありませんし、嫌な電話が鳴ることもないのです。

 

 

自分はどうすればいいのか。

 

生活保護を受けるために借金がどうこうではなく、1人の人間として明るい人生を歩んでいくために、まずは一度減額診断をしてみて下さい。

 

借金がなくなることでまた再び笑顔になれるのなら、1分間の入力する手間は、決して手間とはいいませんよね。

 

 

 

５．働けるなら働かないといけない

厚生労働省HPの「能力の活用」欄にて、

働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください。

引用：厚生労働省HP

とあります。

 

 

なのでケガや病気など、正当な理由もなく働かないのは生活保護の支給対象にはなりません。ですが現在求職中であり、転職サービス等に申し込んでいて、まだ働ける職場が見つかっていないなどの場合には、受給対象となります。

 

仕事がないと思っていませんか？

働きたいけど仕事がない。だから生活保護を検討している…。

 

いいえ。仕事はあるんです。

 

 

あなたの知らないところで、常に求人は行われているのです。

 

ハローワークには求人があるけど無い

ハローワークには求人はたくさんありますね。

 

でも、

 

あなたが求めているような仕事はない

 

でしょう。

 

 

だって良いと思う仕事は公開と同時に埋まってしまって、残っているのはキツくて給料の安いブラック企業ばかり。

 

ハローワークと安心してはいけません。外から見えないだけで、ブラックな企業は今でもたくさん存在しています。

 

転職エージェントサービスを使おう

ご存知ですか？転職エージェント。

 

あなたの代わりに会社と交渉してくれる代理人のサービスです。

 

 

メジャーリーグなどのスポーツ界でよく知られた代理人制度。代理人が本人に変わって内容や報酬額を話してくれる。今ではそんな制度で転職する人たちが増えているのです。

 

メリットはなんといっても交渉力。

• 給料はいくらですか？
• 休みはどれくらいもらえますか？
• 残業はしたくないんですが？

なんてなかなか面接時には聞きにくいもの。これを代わりにエージェントが聞いてくれるのです。

 

どうですか？

 

すぐに仕事をしたい人はもちろん、今すぐ転職しない人も、登録だけでもしておきたくなったのではないですか？

 

 

人材を紹介する制度そのものが違う

ポイッと面接させて終わり。

 

転職に関する相談も、やはりどこまでもお役所仕事。流れ作業でしかありません。

 

 

だからあなたが仕事が決まろうが決まるまいがどうでもいい。それがハローワーク。国の機関なので、決まったからといって報酬があるわけでもないし、紹介した会社がブラックだったからといって利用者に訴えられることもない。それがハローワーク。

 

転職エージェントは根本的に違う

 

利用者の転職が成功することで企業から報酬をもらっている。だから就職が決まるまで必死になってサポートしてくれる。履歴書の作成の仕方から面接時の受け答え、さらには以前の会社にどうやって退職を切り出すのかなど、こと細かくバックアップ。

 

 

でも逆に報酬のためだけに無理やり就職させたりはしない。だってその会社がブラックだったりすれば、利用者からの信用を一瞬で失う。そうなると二度と使ってもらえない。

 

適材適所という言葉通り、その人に合った会社、その会社に合った人材をマッチングさせていく。それが転職エージェントの仕事なのです。

 

売り手市場なのを知ってますか？

買い手（企業主体の）市場と勘違いしている人が多いでしょう。

 

実はあまり知られていないのが売り手市場。そうです。あなたたちの力を欲している会社が多いのです。

 

転職エージェントサービスには、一般的に公開されていない求人情報もたくさん用意されています。その求人は「クローズド情報」といって、エージェントサイドだけに下りている情報。一般公開して多くの募集を集めたいのではなく、エージェントに直接紹介してほしいと願う企業さんが多いことから、あえてクローズド化されているそうです。

 

ですからまずは登録してみること。そうすることで公開されていない求人も紹介してもらうことができる。

 

人によって得意分野は違うからこそ

 

目の前を商品が通り過ぎるのをじっと見てるだけ。そんな仕事が良いという人もいれば、バリバリ動き回って最前線で活躍したい。そんな仕事に就きたいと思う人もいます。

 

ということは、エージェントがしっかりと1人1人に合わせて仕事を紹介する。その人に合った仕事を提案する。これがとても大切になってくる。

 

だから非公開求人があるのですね。

 

 

生活保護の申請の手順

 

１．持ち家の価格を調べた
２．車やバイクの価格を調べた
３．借金の診断をしてみた
４．仕事も登録してみた

 

これでようやく生活保護の申請に臨めます。

 

生活保護の申請方法は？

 

住んでいる地域の市区町村へ行き、まずは相談という形で始めます。

 

生活保護の申請手続は、住んでいる市町村の福祉事務所です。申請する前に担当の職員と面談をします。この面談がとても重要です。

 

最近、生活保護の不正受給問題が多く取り沙汰されるようになりました。福祉事務所の職員の中にも

 

” 生活保護の申請を通すためには高いハードルを越えなければならない ”

 

と言う人がいます。生活保護以外の他の制度を利用して生活を立て直すよう勧める人もいます。場合によっては厳しい話をされることも覚悟しておきましょう。

 

収入報告書・資産報告書・同意書が必要です。

 

福祉事務所の担当職員との面談が終わると、次は生活保護の申請書へ必要事項を記入していくことになります。申請書の記入事項は、住所・氏名・扶養の有無・家族の情報・申請の理由などです。申請書の他に、いくつかの書類を一緒に提出しなければなりません。

 

申請書類やその他の書類の提出が済むと、福祉事務所の担当職員が生活保護を申請した人の自宅を訪問します。生活状況や生活保護を受けるための条件を満たしているかどうか、職員が調査します。銀行、保険会社など関係先への調査も行われますので、資産があると結局バレてしまって不正受給を疑われてしまいますので注意しましょう。

 

調査が終了すると、それから約２週間〜１ヶ月ほどで、福祉事務所から申請者に生活保護を受給できるかできないかの決定に関する通知が届きます。

 

ここで給付するという通知を受け取って初めて、生活保護の受給ができるようになります。

 

生活保護の条件まとめ

いかがでしたでしょうか？

 

受給するためには自動車や不動産、その他の資産を手放し、預貯金が無いなどの条件をクリアする必要があります。

 

生活保護はみんなの財源です。規則を守って正しく受給してもらうようにしましょう。