生活保護をもらうには自動車は売却しないといけないって本当なの?

生活保護をもらうには自動車は売却しないといけないって本当なの?

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車があれば生活保護は受けられない?

 

生活保護を受けるには、車やバイクがあるなら売却もしくは処分しないと受けられません。なぜなら、

  • 車は資産である
  • 資産はお金に変えて活用すべし
  • 維持費の支払いが困難である
  • 万一の事故時の賠償能力が無い
  • 運転も禁止されている

などの理由であることと、さらには自動車が単に資産であるとみなされるからだけではなく、自動車にかかる税金やガソリン代などの維持費が生活費を圧迫する恐れがあるとされているからです。

 

さらに、もしも事故を起こした場合などに、賠償する能力が不足していることもあって、車やバイクを借りて運転することまで原則禁止とされています。

自動車を売らずに済むケース

こちらは不動産も同じなのですが、資産価値のないものというのが大前提です。まずはそれをクリアできていないと、どんな理由があっても通してくれません。

 

仕事で必要な場合や、身内の介護のために必要など、いくら理由があっても、まずは価値がない自動車でないと所有は難しいといえます。自動車は不動産以上に厳しいようですので、必ず先に概算価格は調べておくようにしましょう。

 

でないと、所有したまま申請に行くと、けっこう最初から嫌味を言われることが多いようです。

 

こんなことをいきなり言われて追い返されるより、事前に価値がわかっていればそれを踏まえて相談もできます。

 

 

と、事前に調べておくだけで何度も役所に行く手間もなくなります。

 

流れとしては、

 

 

車の価値を調べ、その結果を持って役所へ出向き、所有の許可を求める。ですがこちらも役所では査定はできないため、一般的には車屋へ依頼することになります。

便利なネット査定を活用しよう

そんなとき便利なのが、こちらのネットでのサービス。こちらに入力すると、かんたんに概算相場がわかるようになっていて、

引用:ズバット車買取

 

こうしたアンケート形式のかんたん入力。お入力が終わるとすぐ、以下のように概算価格がわかるようになっています。

 

 

価値がないというのが大前提で、家族の介護やお仕事の配達などでどうしても必要な場合などは、所有に対して検討してくれるようです。

 

 

バイクはこちらから。

 

こちらもネット上でかんたんに概算価格の確認ができます。長らく乗っていなくて、不要になったバイクなどもこの機会に整理してみるのもいいですね。

 

入力イコール売却ではない

 

ここでの入力は、値段を調べることであって、売却の契約ではありません。

 

車やバイクの価値を知って、売らないと受給できないのか、逆に持ち続けられるかも知れないという望みが持てたり、思った以上に価値があれば、実際に売却を検討し、生活の建て直しが図れる場合があります。

 

もちろん業者側も「車なんて高いものをそうかんたんに売ってはくれない」と思っていますから、気軽に入力してみて大丈夫です。

 

またこれも不動産と同じように、「売る気はまったくないので」などと言ってしまうと、さすがに相手も萎えますから(笑)、「ちょっとした事情で手放そうかと検討している」などと言えばOK。さらには生活保護の受給のことなどをわざわざ言う必要はありませんので安心してくださいね。

もし価値を調べていなかったら?

価値を知らないままに申請に行くと、上記でも少し触れたように、水際作戦で追い返されることが多いです。ですから、

  • 「価値はこれくらいだろう」
  • 「そんなに価値はないかな」

などの勝手な判断は本当に危険。

 

こんな例があります。

国の機関はナメてはいけない

 

どうせバレないだろうとタカをくくって車のことは黙って申請。「車ですか?持っていないです」と嘘をついて一旦は受理されたものの、さすがそこは国の機関。嫁名義の車までしっかりバレてしまい、再申請を余儀なくされてしまいました。

 

そして再申請ではやっぱり目をつけられていて大苦戦。結局申請から受理までかなりの期間を要してしまいました。結局車は1台は高値で査定されたため売却し、もう1台は価値がない、またその他仕事の事情が認められて売却する必要はありませんでしたが、こんなことならちゃんと最初から価値を調べて話しておけば、すぐに支給されたのでは?と後悔しています。

神奈川県 宗方・57才

このように資産があることを隠して申請しても、相手は国の機関ですから一発でバレてしまいます。

 

もし、何かの影響でその時はうまく隠せたとしても、あとでバレると本当に厄介。全額返還はもちろん、詐欺として刑事告訴されるケースだって出てきます。

 

なのでまず、不動産や車などをお持ちの場合はしっかりと価値を確認してから申請。もちろんその価値もしっかりと窓口で伝えること。その上で役所のいう基準を満たせば、所有しても良いと判断される場合があるようです。

 

 

今、高く売れてしまう車とは

生活保護の受給に関係なく、

  • そろそろ買い替えどきだった
  • どうせなら高く売れないかな

と思われていた場合などは、こちらのどんな車が高く売れるのかをご覧いただくと良いでしょう。

トヨタの車
トヨタの車が高い理由

まずはトヨタ。このトヨタの車は全般的に高値で取引されています。なぜなら、

 

トヨタのほぼ全車種が海外へ輸出

 

されていき、主にロシアや東南アジアを中心に、高値で売却されることが多いからです。

 

理由はやはり「世界のトヨタ」というネームブランドと耐久性。ランドクルーザーやハイエースなどは100万キロ走ってもまだまだ走るという耐久性から、全世界のユーザーに支持されています。

軽自動車
すべての軽自動車

軽自動車ならどのメーカーの軽自動車であっても全般的に高値で取引されています。軽自動車は貿易にはほとんど出ることはなく、

 

ほとんどが国内で再利用されている

 

ため、高値で売れるのです。ですから購入するときは高く、売るときも高い、そう思っておいて間違いないでしょう。今流行りのトールワゴンタイプのものはもちろん、営業車で使うようなバンタイプのものやトラックに至るまで、すべて高値で売り買いされていると思ってもらって大丈夫です。

 

#全メーカーの軽自動車

コンパクトカー

 

1500CC未満のコンパクト

経済性を求めるユーザーが多いので、この1500cc未満のコンパクトクラスは根強い人気を保っています。

 

中でもハイブリッドは無類の強さ

 

を誇り、走行距離が20万キロ走っていても普通に値段がつくことも。海外への貿易も積極的に行われていますので、かなりの高値で取引されている車です。

 

#全メーカーのコンパクトカー

ミニバン

 

国内でも海外も人気です

日本国内では人気のミニバン。最近では後進国でも広さとゆとりを兼ね備えたミニバンクラスが人気となってきました。

 

特に排気量が2500cc未満

 

ミニバンは国内外問わず大人気。維持費も安く、レギュラーガソリン仕様が多いので、再販するにはとても高値のつく車種であると言えますね。

 

#全メーカーのミニバン

スポーツカー

 

頭文字Dなどの影響で

人気漫画頭文字Dの影響や、車に楽しさを求めるユーザー層から熱い支持を得て、特にマニュアルトランスミッション(MT)の人気がすごく、かなりの高値を推移しています。

 

軽自動車のターボのホットモデル、シビックやインテグラなどのライトウェイトスポーツや、シルビアやロードスターなどのFRスポーツ、その他ハンドリングマシンのRX-7など、挙げればキリがないくらい、

 

ホットなスポーツカーはタマ不足

 

ということもあり、とても高値で推移しています。

 

#全メーカーのスポーツカー

バンやトラック

 

働く車の値段は高い!

ハイエースなどのバン、そして小さな軽トラックから大きな11tのトラックまで、働く車は輸出も盛んに行われていることから、とんでもなく高値で売れています。

 

20万キロの過走行や、外装の凹み、タバコの焦げ跡は当たり前。そんな

 

程度が悪くてもガンガン売れていく

 

のはこのジャンルならでは。安定の高値です。

 

#全メーカーのバン・トラック

これらの車は文中にもある通り、輸出が盛んに行われているため価値が高く、受給においてはほぼ売却が必要なくらいに高値になってしまうことが多いです。ですがこうしたお車にお乗りであれば、一旦売却して他の格安な車両を購入したりすることで凌げる場合もあります。

 

まずは価値を調べてみること。これは本当に重要でしょう。

 

 

交通の便が悪い場合

 

田舎の方の辺境地に住んでいて、電車どころかバスも無く、移動がかなり困難を極める場合や、仕事でどうしても車が必要であったりする場合は、自動車の所有が認められたりしています。

仕事で車を使う場合

 

自営業を営んでいたりして、配達にどうしても車が必要である、また営業先がとても交通の便が悪いところで、どうしても営業に行くのに必要な場合などは所有が認められるケースもあります。

 

ですが仕事以外での自動車の利用は禁止されていますので、買い物やお迎えなどのちょっとした移動でも禁止であると覚えておきましょう。

介護や通院で必要な場合

 

家族に介護を必要としている者がおり、また通院を必要としている者がいたりする場合は、認められる場合があります。

 

ですがこちらも仕事の時と同様、介護や通院でのみの利用が許可され、それ以外の個人使用は許可されないこととなっています。

生活保護をもらうと運転もダメ?

運転も原則してはいけません。

 

 

前述の交通の便の問題や、お仕事で使うなど必要線があって、生活保護を受けるにあたり車を所持していいという条件がつかない限りは、いくら運転免許を持っていても、給付中は車の運転はしてはいけません。

 

それは冒頭でも記したとおり、生活保護の給付中は最低限度の生活は保証されますが、万一の事故の際、相手や相手車両への補償などにおいて、賠償能力が低いとされているからです。

車を借りるのもダメなの?

母子家庭や、お家に面倒を見ないといけないご老人などがおられる家庭からすれば、自動車はどうしても必要にはなってきますが、事故を起こしたときなどの万一の観点から、自動車は残念ながら持てない、運転できないことになっています。

 

いくら借りたと言っても運転そのものがダメなわけですから、もし内緒で所持したり、借りたりして運転して事故を起こしてしまった場合には、受給条件に違背したとみなされて、不正受給の扱いになりますので注意しましょう。

車を内緒で購入してバレたら?

 

では内緒で購入すればどうなるのでしょうか?

不正受給になる場合もあります

稀に役所へ匿名電話があるそうです。

 

あの人、子供の送り迎えで車使ってる!

 

などと、受給者のご近所の方から抗議の電話がかかってくるようです。だからこそ、一旦受給がスタートすると、車を無断で購入してしまうこともできなくなります。どうしても車が必要になって購入をするのであれば、必ずケースワーカーの方に相談するようにしましょう。

○ 不正受給の罰則について「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金」から「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に引上げ

○ 不正受給に係る徴収金について100分の40を乗じた金額を上乗せすることを可能とする

引用元:厚生労働省HP

このように生活保護においては、きちんと健全に申告することが大切。申告しないとせっかく通った生活保護が、打ち切られてしまうこともあるので気をつけましょう。

車の価値は自分で判断できない

 

「絶対この車は価値なんて無いだろう」と思っていた古い車が、

 

実は貿易で輸出される車両でとても高い価値があった

 

という話はご存知ですか?

 

 

また逆に、

 

「この車は新しいから売らないといけないのか…」

 

と思っていたら、実はどっこい不人気車で、まるで価値が無かったという事例も多く存在するのです。この場合では結果的に所持できるかも知れないので、残念ではなかったのかも知れませんが。1つずつクリアして正しく受給しましょう。

 

バイクはこちらから。

 

こちらもネット上でかんたんに概算価格の確認ができます。

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