
尾鷲市でもらえる生活保護費
尾鷲市は3級地-1に該当します。
| 世帯人数 | 金額の目安 |
|---|---|
| 1人 | 103,980円 |
| 2人 | 152,910円 |
| 3人 | 185,540円 |
| 4人 | 207,310円 |
※金額は推計なので詳細は必ずご確認下さい。
最低生活費とは、生活保護によって保障される最低限の生活費用の合計です。世帯の収入が最低生活費を下回る場合は、その「差額」が生活保護費として支給されます。
※上記の最低生活費の目安には、以下で説明する住宅扶助などを含めて算出しています。
尾鷲市の住宅扶助と家賃上限
| 世帯人数 | 金額の目安 |
|---|---|
| 1人 | 33,400円 |
| 2人 | 40,000円 |
| 3人 | 43,400円 |
| 4人 | 43,400円 |
※金額は推計なので詳細は必ずご確認下さい。
住宅扶助は、家賃・地代など住居にかかる費用に対して支給される扶助で、世帯人数や地域の級地区分に応じて上限額が定められています。上限額を超える家賃の物件に住んでいる場合は、上限内の家賃の住居への転居を求められることがありますので注意しましょう。
※※住宅扶助は、上記の「もらえる生活保護費」の目安に含まれています。
尾鷲市で生活保護を受けるための条件
ここでは持ち家や自家用車、借金などの資産についての条件をお話します。
借金があっても申請できる?
ローンを返済することは、最低限度の生活を保障する生活保護制度の趣旨からは、原則として認められません

借金があること自体は、申請や受給の妨げにはなりません。金額の大小に関係なく、申請は可能で、受給することもできます。
ただし、生活保護費を借金の返済に充てることは認められていないため、受給が始まると、返済を続けていくのは、実際には難しくなるケースがほとんどです。
金融機関において返済が滞ると、信用情報に延滞情報が登録されてしまいます。
すぐに住宅や車を引き揚げられることは少ないですが、返済を続けられない状態が続くと、督促や一括請求を経て、担保となっている住宅や自動車を処分されたり、新たな借入やクレジットカードの利用ができなくなる可能性があります。
持ち家や車などの資産はどうなる?

| 資産 | 取り扱いの目安 |
|---|---|
| 持ち家 |
住んでいる場合は保有が認められることが多いですが、
資産価値が利用価値に比べて著しく高いと判断された場合は、売って生活費に充てるよう求められます。 ただし、いずれの場合も大前提として、住宅ローンを保護費では返せないことが必須条件となっています。 |
| 自動車 |
原則処分と書かれています。 ただし、少し不便な地域において、通勤・通院や、障害による移動など、車がないと生活そのものができないと判断された場合は、例外的に認められることがあります。 さらには「処分してもお金にならない車」しか所有は認められていません。 つまり、売れば生活の足しになるくらいの価値がある車なら、売却は必須となり、ローンや残クレなどで購入した車は、月々の返済が保護費ではできないため、やはり売却となってしまうようです。 |
| 預貯金等 | 申請時の手持ちのお金は、最低生活費・医療扶助・介護扶助を除くのおおむね5割までが目安とされていますので、実質数万円程度であれば所持したまま認められることがあります。 |
| 必需品等 | エアコン・冷蔵庫・パソコンなど、日常生活に必要なものについてのみ、保有が認められます。 |
| 貴金属や 生命保険 |
換金価値の高い貴金属や、解約返戻金の大きい保険などは、原則として処分・解約が求められます。 |
結局、何をすればいい?
持ち家・車・借金。同じ「ある」でもローンの有無や名義で答えが変わります。いくつかの質問に答えるだけで、いま何をすればいいかがすぐに分かります。
※新しいタブで開きます
親族に連絡(扶養照会)はいく?

まず大前提として、親族からの援助や扶養は、必ずしも受給の要件ではありません。法律上「扶養は保護に優先する」とされていますが、これは実際に仕送りがあれば、その分だけ保護費を減らすという意味で、援助を強制する仕組みではありません。つまり援助してくれる親族がいなくても受給は可能です。
申請時に、原則3親等内の親族へ「援助できますか」と問い合わせる扶養照会が行われることがありますが、次のような事情があれば、照会を控えてもらうよう申し出ることができます。
- 親族から虐待やDVを受けていた、または受けるおそれがある場合
- 長期間音信不通で、関係が途絶えている場合
- 親族自身も高齢・病気・生活困窮などで援助が期待できない場合
該当する事情があるときは、申請時にその旨をはっきり伝えることが大切です。
尾鷲市での申請場所
| 施設名 | 尾鷲市役所 福祉課 |
|---|---|
| 住所 | 尾鷲市中央町10-17 |
| 電話番号 | 0597-23-8113 |
※制度や窓口は変更される場合がありますので、最新情報は各自治体へ直接ご確認ください。
申請方法は?
生活保護の申請は、上記の窓口で次の流れで進みます。申請から支給開始までは、おおむね2週間〜1か月が目安です。
STEP1|窓口で相談する
まずは福祉事務所(生活保護担当課)の窓口へ行き、現在の生活状況や収入・資産の状況を伝えます。ここで制度の説明を受けるとともに、年金や各種手当、生活福祉資金の貸付など、他に利用できる制度がないかもあわせて確認されます。
電話やメールでの事前予約を受け付けている自治体もあるため、待ち時間が心配な方は事前に問い合わせておくとスムーズです。
STEP2|申請書を提出する
相談のうえで申請の意思を伝えると、窓口で申請書類が交付されます。提出する主な書類は次のとおりです。
| 保護申請書 | 氏名・住所(居所)・保護を受けようとする理由などを記入 |
|---|---|
| 収入申告書 | 給与・年金・手当など世帯の収入状況を申告 |
| 資産申告書 | 預貯金・不動産・自動車・保険などを申告 |
| 同意書 | 預貯金や課税状況などの調査に同意するための書類 |
あわせて、本人確認書類、通帳、給与明細、家賃のわかる書類(賃貸借契約書)、健康保険証、年金手帳などの提示を求められることがあります。
必要な書類が揃っていなくても申請はできます。
住むところがない人でも申請できます。
書類が足りないことを理由に申請を先送りする必要はありません。不足分は後から提出することができます。
STEP3|福祉事務所による調査を受ける
申請すると、保護が必要かどうかを判断するための調査が行われます。主な内容は次のとおりです。
- 実地調査(家庭訪問)…担当のケースワーカーが自宅を訪問し、生活状況を確認します
- 資産調査…預貯金、生命保険、不動産などを金融機関等へ照会します
- 扶養調査(扶養照会)…親族に援助が可能かを書面などで確認します
- 収入調査…年金などの社会保障給付、就労収入の有無を確認します
- 就労の可能性の調査…健康状態や稼働能力を確認します
訪問日は事前に日程調整されるのが一般的です。調査には正直に答え、生活に困っている事情はできるだけ具体的に伝えましょう。
STEP4|決定通知を受け取る
申請いただいた日から原則14日以内(調査に日時を要する特別な理由がある場合は最長30日)に生活保護の要否を決定し、書面でお知らせします。
結果は「保護決定通知書」または「却下通知書」として書面で届きます。生活保護費は申請日にさかのぼって計算されるため、決定までに時間がかかっても、その間の分が支給されないわけではありません。
手持ちのお金がなく決定まで生活できない場合は、その旨を必ず窓口に伝えてください。社会福祉協議会の貸付制度の案内など、つなぎの支援を受けられる場合があります。
STEP5|保護費の支給開始
決定後は、最低生活費から世帯の収入を差し引いた額が、毎月支給されます。支給日や支給方法(窓口払い・口座振込)は自治体によって異なるため、決定時に確認しておきましょう。
受給が始まった後は、次のことが必要になります。
- 毎月の収入申告(収入がない月も申告が必要です)
- 年に数回のケースワーカーによる訪問調査
- 転居・就職・世帯構成の変更など、状況が変わったときの届け出
申請するときに知っておきたい3つのこと
1. 申請は国民に認められた権利です
生活保護法第7条により、申請できるのは本人のほか、扶養義務者、同居の親族です。相談の段階で「まだ働ける」「親族に相談してから」などと言われても、申請の意思があるなら「申請書をください。今日申請します」とはっきり伝えてください。福祉事務所は申請を受理する義務があります。
2. よくある誤解に惑わされないこと
持ち家がある人、車が生活に不可欠な人、借金がある人、住民票の住所と実際の居所が違う人でも、申請そのものは可能です。判断するのは窓口での相談時ではなく、調査を経た決定の段階です。
3. ひとりで不安なときは同行支援を利用できます
うまく説明できるか不安な場合は、家族や知人のほか、地域の生活困窮者支援団体、民生委員、法テラスや弁護士・司法書士に同行を依頼することもできます。第三者が同席することで、話がスムーズに進むケースは少なくありません。
※手続きの細かな運用や必要書類は自治体によって異なる場合があります。最新の情報は上記の窓口へ直接ご確認ください。
三重県の生活保護利用状況
| 区分 | 受給者数 | 受給率 |
|---|---|---|
| 全国 | 2,020,576人 | 1.65% |
| 三重県 | 15,632人 | 0.93% |
生活保護は、収入や資産が少ない一部の人だけの制度ではなく、要件を満たせば誰でも利用できる制度です。1人で抱え込まず、まずは窓口に相談してみることをおすすめします。
生活保護についてもっと詳しく
制度の仕組みや手続きについては、次のページで詳しく解説しています。